「はだかまつり」は、愛知県稲沢市の伝統的な名物行事です。
このお祭りでは、名前通りに数千人ものふんどし姿の裸の男たちがぎゅうぎゅうに集まって威勢よく掛け声をあげながらもみ合うという、ちょっと物珍しい神事が行われます。

はだかまつりの正式名称は「儺追(やない)神事」といい、起源は千年の昔にさかのぼるという由緒正しい神事の一つなのです。
とはいっても、何も知らなくても、観ているだけで真冬の寒さが吹き飛ぶ迫力は間違いなし。気軽な気持ちで楽しみに行きましょう!
この記事でははだかまつり2025はいつどこで開催されるのか、日程、時間、場所などの基本情報から屋台、混雑状況、アクセス、最寄り駅、駐車場まで全て分かりやすく解説します。
国府宮 はだかまつり2025はいつどこで?日程・時間・会場・場所など基本情報
祭り名称: | はだかまつり2025 |
会場・住所 | 会場名:尾張大國霊神社 国府宮参道 住所:愛知県稲沢市国府宮1丁目1-1 |
日程: | 2025年2月10日(月) |
時間: | 15:00〜 |
花火打ち上げ日程・時間: | 無し |
料金: | 無料 |
地図: | グーグルマップはこちら |
公式ホームページ : | 公式サイトはこちら |
会場(尾張大國霊神社(国府宮))の地図
国府宮 はだかまつり2025の屋台・出店や会場の混雑状況・すいてる日時
屋台・出店は出る?おすすめグルメはある?
神社周辺では屋台がたくさん出店します。
神社の境内や参道などで、さまざまなお店が開かれるようです。
朝から夜まで、祭りの前後の日にも営業されているそうなので、混雑を避けた時間帯に立ち寄ってみたいですね。
会場の混雑状況・すいてる日時
2024年は参加者だけで8千人近く、観客は20万人前後ということで、はだかまつりの最中の混雑は相当なものだと想像できます。参加している方々に近い密集度かもしれませんね。
神社周辺で楽しみたい方は、午前中早目に出店を巡ったり参拝を行うか、前日か翌日に別に時間を取ったほうが良いでしょう。
国府宮 はだかまつり2025へのアクセス情報
電車でのアクセス
最寄駅
最寄り駅は名鉄線の国府宮駅です。
名古屋からは名鉄特急・名鉄岐阜行きへ乗車し国府宮駅で下車します。
15分ほどで、乗り換えも不要です。
最寄駅〜目的地までの行き方
国府宮駅からは徒歩で5分ほどです。
北口から出た後はまっすぐ東ヘ進み、国府宮参道で左に折れてしばらく進むと到着です。大きな道路を300mほどの道のりですので、迷うこともありません。

当日は混雑で車道にはみ出ないように注意しましょう。
シャトルバスの有無
シャトルバスはありません。
車でのアクセス
名古屋方面からは、明道町ICから名古屋高速6号清洲線/ルート6に入ります。その後一宮線に進み、西春出口から高速を降りて国道22号線に入り、五日市場の交差点県道161号線を行き、しばらく進むと目的地です。
国府宮 はだかまつり2025駐車場情報
周辺の有料駐車場を利用しましょう。
無料駐車場情報
無料駐車場はありません。
有料駐車場情報
駐車場名 | 時間 | 料金 | 備考 | |
1 | 名鉄協商国府宮駅前 | 24時間営業 | 60分 \200 | 収容台数:350台 神社まで徒歩5分。規模も大きいので推奨ですが早目に確保した方が安心でしょう。 |
2 | 国府宮P駅中軽専用 | 24時間営業 | 8:00〜17:00 :30分¥100 17:00〜8:00 :60分¥100 | 収容台数:21台 神社まで徒歩6分。軽自動車~中型自動車専用です。 |
3 | リパーク国府宮駅前 | 24時間営業 | 8:00~22:00 :60分 \200 22:00-08:00 :60分 \100 | 収容台数:25台 神社まで徒歩7分。 |
臨時駐車場情報
臨時駐車場はありません。
愛知県稲沢市、国府宮の奇祭に行く際注意すべき事は?
国府宮はだかまつりの最中はとにかく混み合いますので、家族が離れ離れになったりしないように気をつけましょう。
また、人が集まるとはいえ2月は厳寒期。寒さ対策をしっかり怠らず、自分たちはしっかり着込んで見学しましょう。
はだかまつり会場、尾張大國霊神社 国府宮周辺のおすすめ観光・グルメスポット
おすすめスポット1:思い思いの遊びや休息に・自然広がるサリオパーク祖父江
名称: | サリオパーク祖父江 |
おすすめする理由・推しポイント: | 木曽川沿いに広がる三つの公園を擁し、水上スポーツやバーベキューなどを自然とともに様々に楽しめる。 遊びや憩いなど家族で過ごすリフレッシュタイムに最適。 |
住所: | 愛知県稲沢市祖父江町祖父江宮西 |
おすすめスポット2:子供連れ歓迎のうれしいカフェ・たまごのあしあと
名称: | たまごのあしあと |
おすすめする理由・推しポイント: | キッズスペースやベビーベッド完備でお子様連れでも安心して食事ができるカフェ。 ランチメニューは身体にやさしい玄米や有機野菜を使ったメニューや、子供用メニューもあり。 |
住所: | 愛知県 稲沢市日下部南町4-32-2 |
はだかまつりの歴史や由来と2025年の見どころ
大人数で裸の男が集うという、日本三大奇祭に数えられるのも納得のこのお祭りは、由緒正しい神事として長く続いています。どういった歴史を持ったお祭りなのでしょうか?
歴史や由来
はだかまつりこと儺追神事の起源は奈良時代にさかのぼり、当初は祈祷中心の厳かな神事だけが執り行われていました。その後江戸時代末期になって、同時期に別に行われていた「裸の寒参り風習」がこの神事と合わさって行われるようになり、現在の形式へと変化していったということです。
現在では一日で20万人もの観客を集め、かなりの盛り上がりを見せるようになりました。

2024年には初めて女性の参加も解禁されたとのことで、ますますの発展が期待できそうです。
見どころや特徴・おすすめポイント
大相撲のぶつかり稽古を大人数で行っているような迫力はそうそう他では見かけません。
ぜひしっかりと見届けてほしいところです。
神男と厄落とし
実はこの裸の男たちは、厄年の男性が中心となっています。
神事のクライマックスには一人の「神男」が現れるのですが、この神男に触れると厄落としができるといわれています。
大鏡餅の奉納パレード

日程に余裕があるなら、前日の9日に行われる大鏡餅の奉納パレードを観覧してみるのもおすすめ。
この大鏡餅、なんと4トンもの重量があり、立派な飾りつけをされて大型トラックで神社へと搬入されていきます。前日も営業している屋台もありますから、そちらを楽しみつつ見学されるのも良いでしょう。
まとめ
はだかまつりの翌日には、大鏡餅の切り分けとふるまいが行われます。
このお餅を食べると病除けになるといわれているので、時間があればぜひゲットしてください。
お祭りの思い出を語らいながら家族みんなで食べるお餅は、きっと格別においしく感じられるでしょう。