大阪の夏を彩る大阪天満宮の天神祭は、毎年7月24日と25日に開催。25日の本宮祭には神輿やだんじり（山車）など、約3000人の大行列が大阪市内を練り歩き！
道真公ゆかりの神社だけあって、子どもに曳かれた牛も練り歩き行列にいるんですよ。
夜は提灯を灯した約100隻の船が大川を行きかい、空には花火が上がる、とてもにぎやかなお祭りです。
この記事では天神祭花火2024はいつどこで開催されるのか、日程、時間、場所などの基本情報からチケット・有料席、アクセス、駐車場、大阪天満宮周辺のおすすめ観光スポットまで全て分かりやすく解説します。
天神祭花火2024はいつどこで？日程・時間・会場・打ち上げ場所など基本情報
祭り名称： | 天神祭 天神祭奉納花火2024 |
会場・住所 | 会場名：大阪天満宮、大川周辺 住所：大阪市北区天神橋2-1-8（大阪天満宮） |
日程： | 2024年7月24日（宵宮祭）・7月25日（本宮祭・花火） |
時間： |
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花火打ち上げ日程・時間： | 2024年7月25日19:30～ |
花火打ち上げ場所： | 川崎公園・桜之宮公園の2か所。（川崎橋から源八橋の間・桜宮橋付近） 地図はこちら |
花火打ち上げ数： | 例年、約3000から5000発。 |
料金： | なし |
地図： | グーグルマップはこちら |
公式ホームページ ： |
天神祭の歴史や由来と2024年の見どころ
日本三大祭りの一つ、大阪天満宮の天神祭は火と水の祭！ 2日間にわたって行われるお祭りの由来や見どころはどんなものなのか、気になりますね。
歴史や由来
天神祭は1000年以上続く伝統のお祭りです。平安時代、大宰府に流された菅原道真公が亡くなってから約50年後、一晩で七本の松が生えたことから、道真公をお祀りするお社が建てられました。天神祭はその翌々年の951年から始まっています。
見どころや特徴・おすすめポイント
川や海に船を出すお祭りは、日本中、それなりにありますが、天神祭の「船渡御」はその数が他と比べ物になりません。船の数、なんと約100隻！
船が出るのは夜なので、提灯が川面に映ってとても幻想的です。
天神祭花火2024の屋台・出店や会場の混雑状況・すいてる日時
天神祭に屋台の出店は？ いついくのがおすすめ？ 混雑状況などをご紹介します。
屋台・出店やおすすめグルメ
2023年から参道の屋台が復活しました！ 大阪天満宮の参道はもちろんのこと、大川沿いや天神橋筋商店街にも屋台がずらりと並んでいるとの口コミも見つけましたよ。昼前から夜の11時くらいまで開いているようなので、お子さまのお腹の空き具合にあわせておでかけしてもよさそうですね。
焼きそば、タコ焼き、かき氷など定番の屋台以外に、関西ならではのはしまきもおすすめ。アユの炭火焼きや牛タンの屋台があるのも珍しいですよね。
会場の混雑状況・すいてる日時
天神祭の2日目、本宮祭はいつ行っても混雑していますが、特に花火の打ち上げが行われる夕方から夜にかけては大混雑です。最寄り駅どころか大阪駅からすでに、花火目的の人で身動き取れないとの口コミも！
電車の臨時便も毎年出ているようですが、ぎゅうぎゅう詰めの電車は小さいお子さまにはちょっときついかもしれません。
花火目的なら16時より前に現地に着くよう向かってくださいね。
帰りも駅に入場制限が出されるくらいなので、花火が終わるより前に帰るか、いっそ花火後も屋台でしばらく楽しんでから帰るか、とにかく花火終了直後は避けて行動した方がいいですよ。
天神祭花火2024にチケットは必要？有料席は買った方がいい？
花火を見るのにチケットが必要なのか、有料席はあるのか、といったご質問を頂きますが、天神祭りにも奉納花火も公式にはチケットや有料席はありません。
そのぶん、場所取りなどが必要になります。大川沿いには立ち入り禁止エリアより上流・下流にも緑地などがあり、造幣局周辺の緑地などもありますので、そちらを利用していただき、くれぐれも歩道や車道にはみ出たり、ふさがないようにしてくださいね。
桟敷席ツアー
また、ごく一部の旅行会社が桟敷席ツアーを開催しており、川の近く、屋台の前に特別な観覧席エリアを設けて（どういうつてで場所を確保したのかわかりませんが）、花火を見ながらお弁当を頂けるようになっています。1人19800円から。詳細はこちら
JTBのツアー
JTBのツアーではテーブル席と砂浜自由席、立見エリアがあります。テーブル席は36000円から、指定席は13000円からですが、砂浜自由席は7000円、立見エリアは3000円からで比較的リーズナブル。詳細はこちら
また、下の方にも記載していますが、屋形船・桟敷船・クルーズ船から花火を見る方法や船渡御奉拝船ツアーなどもあります。
天神祭花火2024へのアクセス情報と最寄り駅情報
天神祭に行くにはどの電車を使うのが便利？ 電車と車でのアクセス情報をご紹介！
電車でのアクセス
JR西日本東西線大阪天満宮駅が最寄り駅です。
大阪から向かう場合、大阪駅から9分くらい歩いてJR東西線・学研都市線の北新地駅に向かい、そこから木津方面行きの電車に乗り、大阪天満宮駅まで行きます。
最寄駅〜目的地までの行き方
大阪天満宮駅の7番出口から出て、東に進み、次の角で右に曲がってまっすぐ行くと大阪天満宮に着きます。駅から歩いて4分くらいです。
大阪駅からバスで行く方法
大阪駅からバスで向かうこともできます。その場合、大阪駅前の4番バス乗り場から36系統・地下鉄門間南方面行きのバスに乗って約13分、6個目の南森町停留所で降りた後、南東に歩いて約3分です。
バスの時刻表はこちら
シャトルバスの有無
シャトルバスはありません。
車でのアクセス
阪神高速12号・南森町出口を出て、南東に進むと大阪天満宮です。
交通規制に注意
正直、公共交通機関でのおでかけのするのがおすすめですよ。
天神祭花火2024駐車場情報
交通規制に注意
天神祭開催の両日とも、13時～23時まで周辺で交通規制が行われます。特に25日は車両通行止めの範囲は時間帯によって変わるので、大阪天満宮近くに駐車できても、帰りに通行止めで車が出せなくなる可能性も。国道1号線より北側か、大川より南側に停めて、歩いた方が安心ですよ。
無料駐車場情報
無料駐車場はありません。
有料駐車場情報
| 駐車場名 | 時間 | 料金 | 備考 |
1 | タイムズ東天満第１７ | 24時間 | 15分220円 | 9台 国道1号を挟んで徒歩5分 |
2 | タイムズ東天満第２ | 24時間 | 15分220円 | 8台 国道1号を挟んで徒歩5分 |
3 | OMM第１駐車場 | 7:00～23:00 | 30分400円 | 442台 大川を渡って徒歩18分 |
4 | OMM第２駐車場 | 24時間 | 30分400円 | 224台 大川を渡って徒歩18分 |
空き状況を見る臨時駐車場情報
臨時駐車場はありません。
屋形船・桟敷船・クルーズ船から天神祭花火2024を見る方法や船渡御奉拝船ツアー
個人的におすすめなのが大川の上で運行される屋形船などから花火を見る方法。特に他の場所より帰りは遅くなってしまうものの、予約さえできれば無理な混雑がありません。
いくつかリストアップしておきます。
船渡御の船から見る
信心の中の船渡御の船に乗船して、その上で花火を見ることができるようになりました。2024年から一般募集枠を設けたそうです。一人当たり約4万円ですがお弁当や飲み物などがついてきますし、迫力は間違いなし。詳細はこちら
天神祭花火2024会場周辺のホテル
天神祭花火2024会場周辺は天満橋駅方面はもちろん背の高いビルが多いですが、大川周辺は西岸は大阪造幣局、東岸は桜宮公園、川崎公園（両日とも立ち入り禁止）があり、大阪都心にしては比較的遮るものが少ないです。
しかし、とにかく人が多いですし、交通規制のために歩行者も歩道で立ち止まって見るようなことは難しく、滞留しないように大阪府警がアナウンスをしております。OBP周辺も背の高いビルが多いので、その上からなら花火が見えそうですが、セキュリティの厳しいオフィスビルが多いので夜間にあまり気軽に入れるところばかりではありません。
そこでおすすめなのが会場周辺のホテル。特に帝国ホテルは目の前なのでかなりの迫力です。
| ホテル名 | 距離 | 備考 | |
| 1 | 帝国ホテル 大阪府大阪市北区天満橋1丁目8-50
| 大阪天満宮駅から徒歩15分 ホテル利用者は送迎あり | 大川沿いにあるので、天神祭りも花火も満喫できる |
| 2 | 桜ガーデンホテル | 桜ノ宮駅徒歩６分 | 帝国ホテルのちょうど対岸にある。大きなホテルではないが、川との間に2階建ての住宅しかないので3-4階の部屋からなら花火が見えるはずだがフロア指定ができない。 6月上旬現在、7月24－25日宿泊でも空きがあった。 |
| 3 | ホテルキングダム | 桜ノ宮駅徒歩8分 | ここも帝国ホテルのちょうど対岸にある。川との間に障害物がななく、桜ガーデンホテルより条件が良いがリバービューの部屋ばかりではなく、料金も高めなので注意が必要 |
| 4 | アパホテル〈大阪天満〉 大阪府大阪市北区同心2丁目16-15 | 天満駅から徒歩7分 | 川沿いに11-12階建てのマンションなどがあって遮られるので、部屋から花火はあまり見えないが、帰宅が難しい人はおさえておくのがおすすめ |
お得な宿泊予約・ツアー予約情報
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その他の天神祭奉納花火が見える穴場スポット
大阪城天守閣
大阪天満宮からは少し離れますが、背の高い建物から見える場所として大阪城天守閣があります。
OAPプラザ内のレストラン
帝国ホテルの南側にあるOAPプラザ。ここも大川に面しており、全部のレストラン・席ではありませんが一部の場所から天神祭りや花火の様子が見渡せます。
天神祭花火2024に行く際、注意すべき事は？
熱中症対策
天神祭の行われる頃は梅雨明けしたばかりでとても暑い時期です。それに加えてものすごい人混みなので、気温よりもさらに暑く感じます！ 水分補給を忘れないように気を付けて。
川沿いなので虫刺され対策
また、川のそばで天神祭の練り歩きや船渡御を見ていると、蚊に刺されることも。虫よけスプレーを事前に塗っておいた方がよさそうですね。
トイレ
トイレは仮設トイレもいくつか設置されるようですが、混雑してなかなか入れないようです。女性だと30分以上待ち、1時間以上待ちだったとの口コミもあります。
駅などで必ずトイレに入ってから移動した方がよさそうですよ。小さいお子さまならオムツパンツの使用も考えてみては？
天神祭会場周辺のおすすめ観光・グルメスポット
天神祭の人混みに疲れたら、お店に入ってちょっと休憩はいかが？ 大阪天満宮周辺のおすすめスポットをご紹介します。
おすすめスポット1：コーヒーとお菓子でちょっと一息！ アンズ舎
名称： | アンズ舎（あんずや） |
おすすめする理由・おすすめポイント： | 大阪天満宮のすぐそばにあるカフェ。小さいですが、落ち着いた雰囲気で一休みできますよ。 |
住所： | 大阪府大阪市北区天神橋1-18-19 フラットワン天神橋 |
おすすめスポット2：隠れ家風の落ち着いたお店！ PATHFINDER XNOBU 大阪天満宮
名称： | PATHFINDER XNOBU 大阪天満宮 |
おすすめする理由・おすすめポイント： | こちらも天満宮そばのお店。かわいいラテアートを楽しむこともできます。 |
住所： | 大阪府大阪市北区天神橋2-5-9 |
まとめ
天神祭は日本の三大祭りの一つだけあって、見に来る人もたくさん！ 天神祭の１日目、宵宮祭は2日目の本宮祭に比べ人も少ないので、お子さまが小さい場合、宵宮祭にだけでかけるのもいいのでは？
2日目に比べると行事も少ないですが、かなり珍しい神楽歌の流れる中神鉾を流す神事や、大太鼓を打ち鳴らしての巡行など見どころは十分ですよ！
