今年で36年目を迎える津市の伝統行事、つ七夕祭りの季節がやってきました。

観音橋の上から、願い事の短冊をつけた笹飾りを流す“笹流し”は、毎年 子どもたちも楽しみにしています。
また、今年は津観音公園に新しくステージが作られ、三重高校ダンス部や、有名アーティストも登場し、さらに盛り上がりそうですね!
この記事では三重県津市のつ七夕祭り2025はいつどこで開催されるのか、日程、時間、場所などの基本情報から屋台・出店は出るのか、混雑状況、アクセス、駐車場情報まで全て【地元民が】分かりやすく解説します。
つ七夕祭り2025 出店・屋台情報
丸之内商店街のアーケード街を中心に、50店以上の屋台がずらっと並びます。
大門大通商店街などでも屋台や夜店が出店され、色々な場所で食べ歩きが楽しめますよ。
そんなにたくさん出店されていると、何を食べるか悩んでしまいますよね。
かくしか食堂
そこで私がおすすめしたいのは、岩田川にかかる小さな赤い橋の前にあるお店「かくしか食堂」さん!普段は旬の食材にこだわった、朝ご飯や定食が食べられるカフェなのですが、お祭りの日は限定の屋台メニューを出されています。昨年の七夕祭りでは、からあげと特製カレーをいただきましたが、丁寧に手作りされた料理はとても美味しかったです。
屋台メニューは15時から無くなり次第終了でしたので、気になる方はお早めに足を運んでみてください。
つ七夕祭り2025の見どころ
笹流し
笹飾りを岩田川に流す“笹流し”はつ七夕祭りのメインイベントです。短冊に願いをこめて、天まで届くようにと川へ流します。本物の川に笹飾りを流すことができるのは、全国的にもかなり珍しいです。小さなお子様と一緒に楽しめるのも良いですね。
津観音公園会場の特設ステージでダンスやライブ、ビンゴ大会
また今年から新しく、津観音公園会場に特設ステージが作られます。出演者には、目覚ましい活躍をみせる「三重高校ダンス部SERIOUS FLAVORさん」のダンスや、有名アーティスト「瑛人さん&道楽さん」の生ライブ、夜には幻想的なシャボン玉のパフォーマンスなど、1日中楽しめるステージになりそうです。
さらには、豪華景品が当たるビンゴ大会も開催され、いま話題のゲーム機を手に入れるチャンスかも!ご家族みんなで参加して景品をゲットしてくださいね。
つ七夕祭り2025の混雑状況はどう?場所取りは必要?
今年の七夕祭りは日曜日の開催ですので、たくさんの人が訪れることが予想されます。特に駅から近く屋台が並ぶ丸之内商店街エリア、新しくステージが設営される観音公園エリアは混雑しやすいと思います。ですが、会場となるエリアが東丸之内、本町、大門ととても広いので、大通りを避ければ混雑は回避できますよ。
また、笹流しができる観音橋へは、比較的人が少ない明るい時間帯に行くのがおすすめです。
つ七夕祭り2025はいつどこで?日程、時間、料金、打ち上げ場所など基本情報まとめ
祭り名称:
| つ七夕祭り2025 笹流し |
会場・住所 | 会場名: 住所: |
日程: | 2025年7月6日 日曜日 |
時間: | 12:00~20:30まで |
花火打ち上げ日程・時間: | なし |
料金: | なし |
地図: | グーグルマップはこちら |
公式ホームページ : | 公式インスタグラムはこちら |
イベント会場の地図
つ七夕祭りの歴史や由来と2025年の見どころ
「つ七夕祭り」といえば観音橋から岩田川へ、願いをこめた七夕飾りを流す“七夕笹流し“が有名です。では、どうして岩田川で笹流しをするようになったのでしょうか?
歴史や由来
つ七夕祭りの原点はごみ拾いからだと言われています。これには私もとても驚きました。1980年代の日本では不法投棄などのごみが社会問題となっていました。津市の中心部を流れる岩田川でも大量のごみが集まり、日本一汚い川と言われるほどだったそうです。そんな川を見て地元の男性がなんとかしたいと1人でごみ拾いを始めました。やがて次第に人が集まり、岩田川を綺麗にする活動をもっと多くの人に興味を持ってもらおうと、1990年に笹流しを始めたのが、今の七夕祭りへとつながっているんですね。

この清掃活動は今も津青年会議所と市民ボランティアの方々により、毎年七夕祭り後に行われているようです。地元の川を綺麗にしたいと立ち上がった1人の市民の思いが、現在にも続いていると思うと感動的ですね。
また、この笹流しには地域住民が七夕の風習に触れ、願い事を書いた短冊を流し願い天の川に届ける、または災いを水に流すという意味合いがあるそうです。
見どころや特徴・おすすめポイント
七夕祭りに欠かせないのは七夕飾りですよね。会場には市内の幼稚園・保育園の子どもたちが書いた短冊や、オリジナルの吹き流しが展示されます。それぞれ個性があり、とても立派な七夕飾りは見ているだけで楽しめますよ。
また、笹流しができる観音橋は、夜になるとライトアップされ、ノスタルジックでとても素敵になります。
つ七夕祭り2025へのアクセス情報
電車でのアクセス
最寄駅
会場への最寄り駅は近鉄線 津新町駅です。
名古屋方面からお越しの場合、近鉄名古屋線の急行が津新町駅で停まります。
特急列車を利用するなら津駅で降り、同じホームで乗り換え1駅です。
最寄駅〜目的地までの行き方
津新町駅からは徒歩で向かいます。
駅から出て踏切を渡り、23号線に向かって新町通りを真っ直ぐ進み、23号線を横断すると屋台が並
ぶ丸之内商店街に着きます。駅からは約15分です。
そこからさらに川沿いにまっすぐ進んでいくと笹流しをおこなう観音橋に着きます。駅からは約20分です。
特設ステージのある観音公園までは、丸之内商店街沿いに23号線を進み、津センターパレスのある大きな交差点を右に曲がって、フェニックス通りを進みます。2つ目の信号を左に曲がると歩行者通路になり、その道をまっすぐ進むと津観音寺というお寺があります。その隣が観音公園です。
シャトルバスの有無
シャトルバスなどはありません。
車でのアクセス
車で来られる場合は23号線を通るとわかりやすいと思います。
高速道路を使って来られる場合は、津ICで降りるととてもアクセスが良いです。津ICから各駐車場まで約10~15分で着きますが、23号線道路付近は混み合うことが多いです。また、周辺道路などの交通規制は特にありませんが、特に夕方頃から歩行者が多く、会場エリア内にある駐車場へは走行が少しく難しく感じるかもしれません。
会場から少し離れますが、津市役所駐車場やお城東駐車場に停め、約5~10分歩いて向かうと混雑が少ないのでおすすめです。
つ七夕祭り2025 駐車場情報
昨年の七夕祭りでは、駐車場が会場エリア近くに無料駐車場が1か所、有料駐車場が1か所。会場エリア内には有料駐車場2か所あります。場所によって駐車料金が異なるのでお気をつけください。また、会場エリア内にコインパーキングも多数ありますのでそちらも利用してみてください。
無料駐車場情報
| 駐車場名 | 時間 | 料金 | 備考 |
1 | 津市役所 職員駐車場(西側立体駐車場) | 13:00~20:30 | 無料 | 約250台 会場まで徒歩10分 地図はこちら
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有料駐車場情報
| 駐車場名 | 時間 | 料金 | 備考 |
1 | だいたて駐車場 | 24時間営業 | 30分無料 以降30分毎100円 1泊(0:00~翌9:00)900円 | 約95台 会場エリア内 地図はこちら |
2 | お城東駐車場 | 7:00~22:00 | 入庫後30分まで100円 以降30分毎 営業1日当たりの上限1000円 | 約180台 会場まで徒歩5分 地図はこちら |
3 | フェニックス通り駐車場 | 24時間営業 | 30分無料 以降30分毎100円 営業1日当たりの上限1200円 | 約160台 会場エリア内 地図はこちら |
臨時駐車場情報
臨時の駐車場は無いようです。
つ七夕祭り周辺のおすすめスポット
おすすめスポット1:津市民のソウルフード「はちみつまんじゅう」
名称: | 蜂蜜まん本舗 |
おすすめする理由・推しポイント: | 津市に来たなら、ここで出来立ての熱々を食べてほしい焼き饅頭です。はちみつが入った優しい甘さに生地とぎっしり入ったこしあんの相性が良くとっても美味しいです。 |
住所: | 三重県津市大門8-5 |
営業時間: | 9:45~17:00 |
定休日: | 水曜日 |
公式サイト: | なし |
おすすめスポット2:お子さまの博物館デビューに!
名称: | 三重県総合博物館MieMuu |
おすすめする理由・推しポイント: | 三重の自然と歴史をテーマとした博物館です。様々な企画展や、ワークショップなどのイベント。さらには、無料で遊べる“こども体験展示室”があり、お子さまと一緒に楽しめる博物館です。 |
住所: | 三重県津市一身田上津部田3060 |
営業時間: | 9:00~17:00 (展示室への入室は16:30まで) |
定休日: | 毎週月曜日、年末年始(12月29日~1月3日)、別途定める日(特別休館日) |
公式サイト: | こちら |
三重県津市の七夕祭りを見に行く際、注意すべき事は?
広い会場エリアをたくさん歩くと思うので動きやすいスニーカーなどが良いと思います。蒸し暑い時期になりますので、熱中症対策も忘れずに来てくださいね!
お子さま連れにも安心 トイレとベビーカー情報
お子さま連れの場合、心配なのがトイレとベビーカーの利用ですよね。
会場エリア内にはトイレ協力店が何店舗かあります。そのなかでも三重会館、津センターパレス、ホテル津センターパレス、松菱にはバリアフリー仕様のトイレがあり、車椅子やベビーカーでも快適に利用することができます。赤ちゃんのおむつ替えにも便利です。店舗の各階ごとのトイレは少なく混雑しやすいので、なるべく早めに利用してくださいね。
まとめ
津市の夏の始まりを告げる伝統的な七夕祭り。お子さまと一緒に、天の川に届くように願い事を書いて、笹流しをしてみませんか?今回 紹介した他にも楽しめるイベントが、会場のいたるところで開催されています。年々盛り上がりを見せ、さらにスケールアップした「つ七夕祭り」をぜひ体験しに来てくださいね。