田辺祭は450年以上の歴史を持ち、2日間に渡って行われるお祭りです。
さまざまな出し物が催され、田辺市一帯がお祭りならではのにぎわいに包まれます。
田辺祭では、笠鉾という豪華絢爛な山車の巡行をメインとして、舞の奉納や流鏑馬など、古き良き日本らしさの詰まった行事が多く行われます。お子様には物珍しく新鮮な体験に、親世代には昔懐かしい感覚にと、どんな方にとっても思い出に残る体験になるでしょう。

田辺祭ならではの夏祭りの良さを、ぜひ実際に体験してみてくださいね。
この記事では田辺祭 2025はいつどこで開催されるのか、日程、時間、会場、場所などの基本情報から屋台・出店、混雑状況、アクセス、最寄り駅、駐車場まで全て分かりやすく解説します。
田辺祭 2025はいつどこで?日程・時間・会場・場所など基本情報
祭り名称: | 田辺祭 |
会場・住所 | 会場名:闘鶏神社 住所:和歌山県田辺市東陽1−1 |
日程: | 2025年7月24日から2025年7月25日まで |
時間: | 行事により異なる |
花火打ち上げ日程・時間: | 無し |
料金: | 無料 |
地図: | グーグルマップはこちら |
公式ホームページ : | 公式サイトはこちら |
会場(闘鶏神社)の地図
田辺祭の歴史や由来と2025年の見どころ
田辺祭は「紀州三大祭り」に数えられ、長い間続く伝統あるお祭りです。
いったいどんな歴史や由来があるのでしょうか。
歴史や由来 笠鉾は17世紀から
田辺祭のシンボルともいえる笠鉾が祭りに登場した記録は、江戸時代の17世紀に遡ります。この笠鉾が田辺の町を巡り歩く行事は、現代に至るまで代々行われ続けてきました。今でも8基の笠鉾が二日のあいだ、町中を祭囃子とともに巡行しています。
この笠鉾巡行を中心に、流鏑馬や舞などの祭事が毎年7月24日と25日に行われています。
見どころや特徴・おすすめポイント
この行事では、会津橋の上に笠鉾が集い、それぞれの巡行ルートへと移動(=曳き別れ)していきます。笠鉾の紅提灯が川面へ反射する光景は、情感を誘う美しさ。

祭りならではの囃子が響く中、夜でも映える笠鉾を静かに見送る時間は、なかなか乙なものです。
ただ、時間が少し遅いので、小さなお子様連れだったりする場合には無理はしないようにしてください。昼間の笠鉾の巡行を見送るだけでも、十分に祭りならではの楽しさを味わえます。
田辺祭 2025に屋台・出店は出る?
例年、屋台やキッチンカーの出店がたくさんあり賑わっています。
定番の屋台グルメはもちろん、地元のお店からの出店もあるそうなので、2025年にはどういったラインナップになるのか、期待したいですね。
夕方以降はどこも混み合ってくるようなので、行列が長引く前に好みのところへ向かった方が良いでしょう。
田辺祭 2025会場の混雑状況・すいてる日時
25日の本祭、夕方以降18時頃から21時前頃までが一番混み合う時間帯です。
この時間に行われる、8基の笠鉾が神社境内へ戻る「宮入り」が田辺祭でのメイン行事であり、多くの観客のお目当てでもあるからです。

ただ、小さなお子様がおられるなら無理にじっと待たせずに、少し離れたところからの見物に留めておいたほうが安全です。
ちょっと距離があっても、見上げる高さの笠鉾の迫力や装飾の美しさを、十分体感できますよ。
田辺祭 2025へのアクセス情報
電車でのアクセス
最寄駅
最寄り駅は、JR紀伊田辺駅です。
和歌山駅からは、JR特急くろしおを利用すると乗り換えなしで便利です。
約1時間30分ほどで到着します。
最寄駅〜目的地までの行き方
紀伊田辺駅から神社までは徒歩で4分程度です。
駅を出たら南方面へ進み、県道31号線をまたげば、すぐに左側に神社が見えてきます。
シャトルバスの有無
シャトルバスはありません。
車でのアクセス
和歌山市内からは、
1.国道24号線から阪和自動車道へ入ります。
2.その後、松原那智勝浦線を南下し、南紀田辺ICで高速を降ります。
3.国道42号線を走り、稲成ランプ交差点で右折し、県道208号線から県道29号線へと進み、
4.港交差点で斜め右方向へ曲がり県道31号線に出たら、到着です。
高速を下りた後は当日だと混雑が見込まれますから、早目に移動しておきましょう。
田辺祭 2025駐車場情報
無料駐車場情報
無料駐車場はありません。
有料駐車場情報
駐車場名 | 時間 | 料金 | 備考 | |
1 | 市営扇ヶ浜駐車場 | 24時間営業 | 最初の1時間無料、以降1時間/100円 | 収容台数:400台 神社からは徒歩15分ほどの、海岸寄りの公式推奨の駐車場。多少歩くものの、広めなので停められる可能性は高い。 |
2 | 田辺市営紀伊田辺駅前第二駐車場 | 24時間営業 | 最初の30分無料、 以降30分/100円 | 収容台数:95台 駅近く、神社まで10分以内で便利。 |
臨時駐車場情報
臨時駐車場はありません。
和歌山県田辺市の夏祭りを見に行く際、注意すべき事は?
祭のメイン行事は夜に行われますが、日中から参加されるなら、暑さ対策はしっかりと行いましょう。羽織物は日中の暑さよけだけでなく、混雑時に他人と密着するのが好ましくないときのためにも、あった方が安心ですね。
田辺祭 会場周辺のおすすめ観光・グルメスポット
おすすめスポット1:かわいいカフェで甘いひとときを Cafe Mimi
名称: | Cafe Mimi |
おすすめする理由・推しポイント: | かわいらしい内装が女性の心を引き寄せる、ワッフルが売りのカフェ。 季節のフルーツを使ったメニューは彩りも豊か。テイクアウト可能なので、食べながらお祭りの合間の散策をしてみては。 |
住所: | 和歌山県田辺市東陽24-7 |
おすすめスポット2:街中に佇むお洒落な人気洋食屋さん キッチン ペル
名称: | キッチン ペル |
おすすめする理由・推しポイント: | 洒落た内装の地元人気の高いビストロ。 日替わりランチはリーズナブルで、熊野牛のハンバーグなど地元ならではのメニューを味わえることも。混雑必至なので予約がおすすめ。 |
住所: | 和歌山県田辺市東陽24-18 |
まとめ
近年、世界遺産にも登録された闘鶏神社。この名前の由来は、平家物語で壇之浦合戦の「鶏合わせ」が行われた場所と記されているからだそうです。
このため、勝負の神様としても信仰されている神社です。参拝時には、子どもや自分たちの試験の合格や、推しスポーツチームなどの勝利などを祈願してみてはいかがでしょうか。