大阪府岸和田市で行われる岸和田だんじり祭は300年以上も続く伝統的なお祭りで、9月、10月と大まかに2回行われるイベントとなっています。
だんじりと呼ばれる山車を約100mの1本の縄と約500人の地域の方々により広い町中を疾走します。
勢いがあり、派手な伝統行事を楽しみたいという方向けに、日程やアクセスの仕方、観光に便利なオススメスポットまでご紹介します。
今回は9月のイベントをお話していきましょう。
この記事では、岸和田だんじり祭2024が、いつどこで開催されるのか、場所や日程、アクセスから駐車場まで解説します。当サイトに寄せられた口コミ情報もシェアしますね。
岸和田だんじり祭2024はいつどこで?日程・時間・会場・場所など基本情報
祭り名称 | 岸和田だんじり祭(9月祭礼 岸和田地区) |
日程 | 2024年9月14日(土)~9月15日(日)
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時間 | 6:00〜22:00ごろまで |
会場・場所 | 大阪府岸和田市全域 |
地図 | きしわだ自然資料館のGoogle マップはこちら |
公式サイト | 岸和田だんじり祭の公式サイトはこちら |
会場となる場所は岸和田駅から南海浪切ホール周辺までと、とても広いです。
具体的な場所として中心部になりそうな場所が「きしわだ自然資料館」でしたので、今回はここを目的地としてお話を進めさせていただきます。
岸和田だんじり祭(岸和田地区・春木地区)会場の地図
岸和田だんじり祭の2024年の見どころや観覧席チケット情報
ここでしか見られないものとしてオススメするのは「やりまわし」です。
やりまわしとはだんじり(山車)を約100mある1本の縄を約500人で前に引っ張りながら岸和田市を曲がり角など関係なく疾走する事を言います。
ニュースなどでよく紹介されるやりまわしが行われるのは岸和田港交差点(看貫場・カンカン場)。2023~2024年は行動制限もなく、大規模な観客席・観覧席(VIPビューイングシート 山側コープ岸和田店駐車場と海側カンカンベイサイドモール 合計約2500席 前売り券2000円から、当日券4000円から)も設営されています。なんとなく行くのであれば、まず目指す場所はここ。そのほか、やりまわしがあるのは、コーナン前、武部仏壇店前。
だんじりに飾られているケヤキには女神が宿っていると言われていて、神聖な感じがするのも面白いところです。
角を曲がる際に指示出しをする大事な役目を持った「大工方」という方も乗せて走るのですが、だんじりだけでも4トン、高さ10メートルはあると言われており、実際に縄を引っ張る人は男性ばかりで、女性は18歳程度で引っ張るのは止めて、サポートに回る方が多いとの事です。
岸和田だんじり祭の屋台・出店や会場の混雑状況・すいてる日時
迫力あるお祭りですが、お祭りならではの屋台は出るのでしょうか?
また、混雑していない時間帯はいつなのでしょうか?
小さいお子様のいる方は場合によって混雑している時間帯は危険な事もあるので、要チェックしてくださいね。
屋台・出店やおすすめグルメ
さて、屋台の方なのですが、上の動画のように一般的な夏祭り位には屋台が出ます。くじ引き、鶏のから揚げ、りんご飴、風船、焼きそば、冷凍ミカンなど。
その中には「かにすくい」という珍しい物もあったり、定番のベビーカステラやイカ焼き、くらーぷなどもあったりするらしいので、だんじりだけでなく屋台も十分に楽しめそうです。
会場の混雑状況・すいてる日時
混雑具合は同時開催の「春木だんじり祭」との兼ね合いもありそうなので、どちらのスケジュールも読んだうえで予想していきます。
岸和田だんじり祭は大人数の地域の方々によってお祭りは開催され、多くの方々が岸和田だんじり祭を楽しみにしてくるので混雑していない時間帯を探すのは難しいところではありますが、一番安全で人の流れが出来て散策しやすい時間帯は11:30~12:00、18:00前後は見やすいと思います。
しかし、人の流れが出来るという事は迷子になる可能性も高くなっていくので、迷子にならないように散策してくださいね。
岸和田だんじり祭2024へのアクセスや最寄り駅情報
アクセスは電車の方が個人的にはオススメです。
しかし、車で行く方も多くいらっしゃると思うので、一つずつお話していきます。
電車でのアクセス
最寄り駅
最寄り駅は南海本線 岸和田駅。なんば駅から特急で約40分、1060円です。
南海本線 岸和田駅から出てすぐにだんじりを見れる会場に到着します。
会場中心部に行く場合は徒歩で約10分で着きますので、様々なだんじりを見たい場合や駅周辺の混雑から抜けたい場合などに向かってみてください。
最寄駅〜目的地までの行き方
岸和田駅 西口から出てすぐにだんじりの見れるルートに到着します。
中心部に行く場合は徒歩で約10分で着きますので、街並みを散策しつつ見に行ってみてください。
シャトルバスの有無
シャトルバスはありません。
会場が南海本線 岸和田駅を出てすぐの場所になるので、散策しないでだんじりだけを楽しみたい方は駅周辺で見るのが良いでしょう。
しかし、当日は駅利用者や参加者で大変混雑しますので、注意はしてください。
車でのアクセス
阪神高速4号湾岸線 岸和田南ICから車で約5分で着きます。
通常は混雑しない場所ですが、お祭り開催当日は交通規制も引かれて渋滞が予想されますので注意してください。
また、交通規制区内にお家があり、駐車したい場合には8月25日(金)~8月27日(日) 13:00~17:00まで「居住者等車両之証」を希望者に交付するとの事なので、範囲内にお家のある方は申請してみてください。
交通規制や居住者等車両之証についてはこちら
詳しい交通規制のマップはこちら
岸和田だんじり祭駐車場情報
岸和田だんじり祭専用の駐車場は「浜工業公園」の臨時駐車場のみとなります。
しかし、駐車台数は少なく、午前中早くに満車になるとの事なので、ここを利用したい方は早めに向かうようにした方が良いでしょう。
他に有料駐車場を見つけたのでご案内します。
無料駐車場情報
無料駐車場はありません。
有料駐車場情報
駐車場名 | 備考 | |
1 | NPC24H岸和田蛸地蔵パーキング | 10台以上が駐車出来る場所です。 |
2 | 岸和田岸城町パーキング | 24時間500円 |
臨時駐車場情報
駐車場名 | 料金 | |
1 | 浜工業公園 | 駐車台数少ないです。 |
岸和田だんじり祭の歴史や由来と見どころ
歴史は元禄16年から始まる岸和田だんじり祭。
どのような願いからお祭りが始まったのでしょうか?
また、今年の見どころはどこなのでしょうか?
調べてみましょう。
歴史や由来
岸和田だんじり祭の始まりは元禄16年(1703年)、岸和田藩主の岡部長泰(おかべながやす)公が五穀豊穣を祈願し、行ったとされる稲荷祭が始まりとされていて、公式サイトにも紹介がされていますが、詳しく調べてみると、延享2年(1745年)今の岸城神社のお祭りに献灯提灯を揚げたいと藩主に許可をもらったのが始まりとも言われています。
歴史としては前半が主に言い伝えられているので、始まりはどこかと言われたら、豊穣祈願だと言えるでしょう。
岸和田だんじり祭会場周辺のおすすめグルメスポット
ここからは私が気になると思った会場周辺のオススメスポットをお話していきます。
おすすめスポット1:ほっこりするカフェ 朝比奈亭 à table
名称 | 朝比奈亭 à table |
おすすめする理由・おすすめポイント | レトロな茶器が可愛く、お家みたいなほっこりするお店です。 ランチが人気らしく、どのメニューも栄養バランスが考えられていて、且つ、量が多くて美味しそうでした。 デザートもあり、ケーキとソフトクリームのセットを注文して、ゆっくりしたいなと感じました。 |
住所 | 大阪府岸和田市岸城町5-14 |
おすすめスポット2:ここのジェラートを食べてみたい! 音時間(オン・タイム)
名称 | 音時間(オン・タイム) |
おすすめする理由・おすすめポイント | ジェラートって基本定番なフルーツ系の物を売っているイメージだと思うのですが、ここは定番の物からちょっと変わった物まで売っているお店となっています。 私的食べたい物は「メープルナッツ」ですね。 メープル系のアイスは場所によって甘さが違うので、堪能してみたいところです。 お祭り当日はこちらのお店の近くも通るみたいなので、ここで休憩しつつ楽しむのも良さそうです。 |
住所 | 大阪府岸和田市北町11-1 |
まとめ
岸和田だんじり祭は豊穣を祈るお祭りとしては現代の認識では少し変わってきているとの事でしたが、伝統を大事に、安全に、多くの方が楽しみにしている大事なお祭りだと感じる事が出来ました。
皆さんも是非、活気溢れる岸和田だんじり祭に行ってみてください。
岸和田だんじり祭(大阪府岸和田市の秋祭り・収穫祭)の口コミ情報
秋祭り・収穫祭の名称・場所
秋祭り・収穫祭の名称:岸和田だんじり祭
会場名、会場の住所(市区町村まで):大阪府岸和田市全域
2023年の開催日程または例年の開催日程:9月16,17日
時間(だいたい):午前6時~午後23時頃
岸和田だんじり祭のおすすめポイントは?
「だんじり」という山車のような物を数百人で曳き、五穀豊穣を願う祭り……というのは建前であり、 通称「喧嘩祭り」とも言われるほど荒々しい祭りです。 祭りの最中は市内を20台以上のだんじりが太鼓や鐘を鳴らして激走し、 コーナーを勢いよく走って曲がる「やりまわし」は名物となっています。
地元民だから知っている、あまり混雑していない、楽しめるオススメ穴場スポットは?
岸和田だんじり祭りは比較的全国的にも有名ですが、実はテレビなどで有名なのは旧市と言われる場所であり、 同日に春木地区という隣の地区でもだんじり祭りは開催されています。 規模や出店は少ないですが、十分だんじりを楽しめるので、人混みが苦手な方は春木地区のだんじりがおススメです。 また、10月には山手の方でもだんじり祭りは開催されており、こちらは更に田舎の祭りといった感じで、まったりと楽しめます。
混雑状況はどうですか?
混雑状況: 特に岸和田の旧市は非常に人が多く、大規模な花火大会かそれ以上の人込みです。
家族がオススメ?カップルがオススメ?それはなぜ?
だんじり祭りは家族でもカップルでも楽しめる祭りです。 ただ、人混みが凄いので、ベビーカーが必要な小さなお子様を連れての見物はお勧めできません。 お酒を飲みながら楽しんでいる人も多いので、大人だけで見物している人もかなり多くいます。
屋台情報の有無(ご当地グルメがあれば教えて下さい。)
だんじり祭りは日本でも屈指の露店数を誇る祭りです。 道の両脇にずらっと露店が並び、露店を見ているだけでも楽しめます。 また、おでんを食べるのも定番となっており、周辺のいろんな店で特別におでんを販売していたりします。
トイレ情報、オムツ交換の場所、近隣のコンビニは使用できるか
だんじり祭りの最中は非常に人が多く、トイレは行列が出来るほど込み合います。 一応近場に「カンカン ベイサイドモール」という大きなデパートがありますが、やはりトイレは行列です。 コンビニは何件かありますが、トイレの使用を禁止されている場合もあるので、 思い切って現場から少し離れた所へ行った方が早く済むと思います。
近隣駐車場情報、渋滞情報
だんじり祭りの最中は交通規制がされ、だんじりの走る場所は通行禁止になっています。 そのため、車で見物したい場合は、少し離れた駅近くのパーキングに止め、電車で岸和田駅までいくのがおススメです。 車で現場までは近づくことさえできません。