三重県の県庁所在地、津市で毎年開催される夏の風物詩。
阿漕浦海岸沿いの全長3キロもある堤防が歩行者天国となり、海辺のどこからでも観覧するができ、5000発以上の打ち上げ花火や海上自爆が楽しめる津市最大の花火大会です!
この記事では三重県津市の津花火大会2025はいつどこで開催されるのか、日程、時間、場所、有料席、チケットなどの基本情報から屋台・出店は出るのか、花火が無料で見られる穴場スポット、混雑状況、アクセス、駐車場情報まで全て【地元民が】分かりやすく解説します。
津花火大会2025 出店・屋台情報
屋台は津花火大会のメイン会場から北側にある津ヨットハーバー南側駐車場にずらっと出店されています。屋台には定番のたこ焼きにフライドポテト、いちごあめ、からあげ、かき氷 などなど様々なお店がありますが、私のおすすめはベビーカステラです!
地元産の“パイエッグ”を使った美味しいベビーカステラ
地元産の“パイエッグ”というこだわり卵を使った美味しいベビーカステラを作っている屋台があります。昨年は出店されていたのですが、今年も出店されていることを願っています!ぜひ探してみてください。

屋台は夕方から徐々に始まり、花火が打ち上がる前には人が段々と増え、とても混み合うので、時間に余裕をもって花火の前に腹ごしらえしたいものですね。
御殿場浜の休憩所ではゆっくりお食事を楽しみながら花火を見れる
また、花火会場の南側にある海水浴場 御殿場浜には休憩所があり、そちらではゆっくりお食事を楽しみながら花火を見ることができるそうです。
津花火大会2025の見どころ
海上花火ということもあって海岸沿いどこからでも花火を見ることができ、打ち上がる花火と海に映る花火のコントラストが言うまでもなくすごく綺麗です。

1番最後のフィナーレとして、とっても大きな金色の枝垂れ花火が何発も上がるもですが、その迫力と幾重にも重なる枝垂れの綺麗さに毎年感動してしまいます。
津花火大会2025チケットはある?有料席は購入した方がいい?
花火大会の予約席・有料席はありません。花火は会場の海岸沿い一帯がすべて観覧エリア!どこからでも無料で見ることができます。
ただし、お席に座って食事しながらゆっくり過ごしたいといった希望があれば御殿場浜の休憩所を利用するのもいいと思います。詳細は各店舗にお問い合わせください。
津花火大会2025が無料で見られる穴場スポットはある?
人混みを避けられる穴場スポット 帰りやすい穴場スポット
会場からは離れた場所でいいから、人混みを避けゆっくり見たいなという方には23号線沿いの岩田川にかかる岩田橋や津松菱百貨店、百五銀行本店の前からも見ることができるのでおすすめです。
津新町駅と会場の中間地点あたりなので、帰りは混み合う前に電車を利用できるのもいいところです。
小さなお子様連れにおすすめ ベイスクエア津 ラッツ
また、小さなお子様連れの場合は、ぜひ近隣の商業施設“ベイスクエア津 ラッツ”に行ってみてください。地元民には知られた穴場スポットではあるのですが、23号線沿いにありアクセスもしやすく、屋上駐車場からはばっちり花火が見られます。
また、昨年はキッチンカーや子ども縁日などの出店があり、施設内におむつ替えができるお手洗いもあるのでお子様連れには人気のスポットとなっています。
津花火大会2025の混雑状況はどう?場所取りは必要?
交通規制
例年、会場周辺は車両通行止めや交通規制がされ、会場近くまでは車で行くことは難しいです。周辺の道路も、花火大会の前後は確実に渋滞します。車やシャトルバスでの移動は時間がかかるため、距離はありますが駅まで歩く方が多くいます。
北側の津ヨットハーバー南側駐車場エリアが特に混雑する
会場で特に混雑するのは屋台がある北側の津ヨットハーバー南側駐車場エリアです。
こちらは駅やシャトルバスの乗降場所から近い場所で、屋台が並び、仮設トイレも設置されるため人の流れが多く混雑しやすいです。
会場のどこからでも花火は見えるので急いで場所取りする必要はないと思いますが、時間に余裕をもって楽しんでくださいね。
津花火大会2025年はいつどこで?日程、時間、料金、打ち上げ場所など基本情報まとめ
名称 : | 第72回 津花火大会 2025 |
日程 : | 2025年 7月26日 土曜日 ※荒天時順延(最長7月28日月曜日まで) |
花火打ち上げ時間: | 20:00〜21:00まで |
花火打ち上げ場所名: | 阿漕浦海岸沖南方 |
花火観覧会場・住所: | 会場名:阿漕浦海岸・御殿場海岸 住所:三重県津市柳山津興280-2 |
ステージイベントや屋台の営業時間: | 16:00〜21:00ごろまで |
料金:(あれば) | 無料 |
地図: | グーグルマップはこちら |
打ち上げ数: | 5000発以上 |
予想来場者: | 約18万人 |
公式ホームページまたは公式SNS: | 公式サイトはこちら |
会場(阿漕海岸・御殿場海岸)の地図
津花火大会2025へのアクセス情報
電車でのアクセス
最寄駅
最寄り駅は近鉄線の津新町駅またはJR線の阿漕駅です。
名古屋方面からお越しの場合、近鉄線ですと近鉄名古屋線の急行が津新町駅で停まります。特急列車を利用するなら津駅で降り、同じホームで乗り換え1駅です。
JR線はJR名古屋駅から快速みえに乗り、津駅でJR紀伊本線の各駅停車に乗り換えます。しかし、運行本数が少なく1時間に1本しか運行していないので注意してください。
最寄駅〜目的地までの行き方
津新町駅から徒歩またはタクシーで向かいます。
津新町駅から
徒歩の場合は駅から出て踏切を渡り、23号線に向かって新町通りを真っ直ぐ進み、
23号線を横断し岩田橋を渡り、川沿いの道を海に向かって進みます。会場まで約30~40分です。
阿漕駅から
阿漕駅からも徒歩またはタクシーで向かいます。
徒歩の場合は駅から出てロータリーを出て23号線に向かって進み、横断して
そのまま海の方まで真っ直ぐ進みます。会場まで約30分です。
津駅から路線バスやシャトルバスに乗って行く方法もあります。
路線バスは東口のロータリー2番乗り場から「イオンモール津南」か「天白」行きのバスに乗り、「下弁財」のバス停で降りれば会場まで徒歩10分ほどで行くことができます。路線バスの時刻表はこちらです。
シャトルバスの有無
シャトルバスは近鉄・JR線の津駅に東口から、または無料の臨時駐車場となる日硝ハイウェイアリーナから運行しています。
例年通りであれば、バスへの乗車は有料(昨年は大人230円、小人120円でした)
どちらも往路運行16:00~20:00復路運行最終22:00予定で随時、定員になり次第の出発です。
車でのアクセス
車で来られる場合は23号線を通るとわかりやすいと思います。
高速道路を使って来られる場合は津ICで降りるとアクセスが良いです。
また、どこの駐車場に停めるかによりアクセス方法が変わるので公式の臨時駐車場へ停める場合を紹介しますね。
「ボートレース津 無料臨時駐車場」に停めて向かう
23号線にあり名古屋方面からのアクセスが良い。会場の南側に位置する駐車場で会場までは歩いて約5分です。しかし、打上げ場所まで約20分、屋台が並ぶエリアまでは約30~40分歩くことになります。
「津球場 有料臨時駐車場」に停めて向かう
23号線から少し道を入った場所にあり、会場の西側に位置する駐車場です。打ち上げ場所まで約15分と比較的近いですが駐車料金がかかります。
「日硝ハイウェイアリーナ 無料臨時駐車場」に停めてシャトルバスで向かう
高速道路 津ICから1番近く高速道路からのアクセスが良いです。会場まで距離があるのでシャトルバスに乗り、乗降場所から歩いて約10分で屋台が並ぶエリアに着きます。
津花火大会2025 駐車場情報
公式が発表している駐車場は先ほどもお伝えしたように
- ボートレース津 無料臨時駐車場
- 津球場 有料臨時駐車場
- 日硝ハイウェイアリーナ無料臨時駐車場
の3か所あります。
他には周辺道路沿いにコインパーキングが1か所と御殿場海水浴場 休憩所の駐車場があります。休憩所は利用料や駐車場代がかかりますが、こちらも利用してみる価値は十分あると思います。花火大会当日の詳細は各休憩所に問い合わせてみてください。
無料駐車場情報
| 駐車場名 | 時間 | 料金 | 備考 |
1 | ボートレース津 無料臨時駐車場
| 17:00~23:00 | 無料 | 約2000台 ※歩行者安全確保のため駐車場出口を一部規制 |
2 | 日硝ハイウェイアリーナ無料臨時駐車場 |
| 無料 | 約1000台 有料シャトルバス発着場 |
有料駐車場情報
| 駐車場名 | 時間 | 料金 | 備考 |
1 | 津球場 有料臨時駐車場
| 17:30~23:00 | 1000円 (※2024年度の情報です) | 約480台 23:00以降は翌日7:00まで出庫不可 |
2 | 下村コインパーキング | 24時間 | 30分50円 | 約10台 |
津花火大会2025会場周辺のホテル・宿泊情報
| 宿泊施設・ホテル名 | 住所 | 会場までのアクセス・かかる時間 | 備考・おすすめポイント |
1 | ホテルキャッスルイン津 | 三重県津市港町15-22 | 徒歩で約10分 | 花火大会の会場から1番近いホテルです。無料の駐車場や貸し切り風呂があり、全室ベッドはセミダブル以上と広くお子様連れのご家族でも過ごしやすそうです。 |
2 | ホテルグリーンパーク津 | 三重県津市羽所町700 | 津駅から電車と徒歩で約40分またはシャトルバス | 津駅に隣接したホテルなのでアクセスが良いです。古くからあるホテルですが、清潔感があり、ごはんが美味しいです。 ![]() 小学校6年生まで添い寝のお子様は無料なのも嬉しいポイントですね。 |
三重県津市の花火大会を見に行く際、注意すべき事は?
どのようなアクセス方法でも駐車場などから距離があり、会場も広いので、思っている以上に歩かなければいけないので要注意です。砂浜などを歩くことも考えるとなるべく動きやすい服装で来場されるのが良いと思います。
そして梅雨時の開催なので湿度が高く暑い日になることが予想されるため、しっかりと熱中症対策が必要になります。観覧エリアは自動販売機や出店から距離があるため、多めに飲み物を持っていると安心です。

また、浜辺には椅子などがないのでレジャーシートがあれば座ってゆっくりと花火が見やすいかなと思います。
最後に気になるお手洗いですが、海水浴場ということもあり常設の公衆トイレが4か所。仮設トイレがヨットハーバー入口の堤防上やマックスバリュ港町店前、協賛者招待席付近など数か所に設置されています。会場から10~15分歩けば近隣のコンビニエンスストアやお店などもあるので万が一の場合はそちらもご利用ください。
まとめ
街を挙げてのイベントですので毎年大いに盛り上がり、私も地元民として津花火大会をとても楽しみにしています。そんなイベントに市内外から興味をもって足を運んでくださる方に少しでも情報が届くと嬉しいです。今年の花火大会も晴天に恵まれることを祈っています。